米田明美
米田明美(よねだあけみ 1955年 - )とは日本の文学者、教育者。甲南女子大学文学部日本語日本文化学科教授。甲南女子大学大学院満期退学、国文学博士[1]。
1996年には「「風葉和歌集」の構造に関する研究(笠間書院)」で関根賞を受賞。
2008年8月、源氏物語千年紀を記念した書展を開くにあたり書庫で保管されていた甲南女子大学本源氏物語梅枝を再読していた際、これまでの写本と異なる記述があることに気づき、田中登関西大学教授に鑑定を依頼した所、書体や紙質などから鎌倉時代中期の写本であり最古であると確認された。その後に執筆した之の翻刻文が『甲南女子大学研究紀要. 文学・文化編』第45号に掲載され、2010年に紅葉賀と合わせて翻刻や解説を加えた影印本が勉誠出版より出版された。