石田幸雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石田 幸雄(いしだ ゆきお、本名・同じ、1949年昭和24年)8月3日 - )は狂言和泉流能楽師

東京都出身。東京都立忍岡高等学校卒業[1]

いしだ ゆきお
石田 幸雄
生年月日 (1949-08-03) 1949年8月3日(74歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
職業 狂言和泉流能楽師
活動期間 1976年 -
活動内容 狂言
著名な家族 長男・石田淡朗
公式サイト 万作の会
テンプレートを表示

重要無形文化財総合指定者。長男に石田淡朗

概要[編集]

1976年に野村万作の元に入門し、万作主催の万作の会に所属している。

50年近い芸歴を持ち、大胆かつ緻密な演技で、数多くの優れた舞台歴を持つ、「万作の会」における重鎮の狂言方である。

2001年に宝生流田崎隆三とともに「雙ノ会」を設立。

日本大学芸術学部・学習院大学文化学院において非常勤講師を歴任。


新しい試みの舞台にも意欲的な発表が多く、「法螺侍」「まちがいの狂言」「敦atsushi-山月記・名人伝-」「国盗人」などにも出演。

普及公演での的確な解説にも定評がある。「万作の会」の海外公演にも多数参加。


2006年、「雙ノ会」で芸術祭大賞受賞。

2011年、観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.531

外部リンク[編集]