矢月秀作

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矢月 秀作(やづき しゅうさく、1964年12月14日[1] - )は、日本小説家兵庫県生まれ。

大分県立別府鶴見丘高等学校卒業[1]。様々な職業に従事する傍ら、ビジネス書関係の本を出版[2]。文芸誌の編集を機に小説家へと転向し、1994年に『冗舌な死者』でデビュー。ハード・アクション小説や官能小説を中心に、恋愛ゲームや映画のノベライズも手がけた。「もぐら」シリーズが2012年に文庫化されると累計100万部を超えるベストセラーに[3]。父親は作家の龍一京[4]

作品リスト[編集]

小説[編集]

「もぐら」シリーズ[編集]

  • もぐら(1998年6月 C★NOVELS / 2012年4月 中公文庫
  • もぐら2 讐(1998年12月 C★NOVELS)
    • 【改題・改稿】もぐら 讐(2012年6月 中公文庫)
  • もぐら3 窃(1999年4月 C★NOVELS)
    • 【改題・改稿】 もぐら 乱(2012年8月 中公文庫)
  • もぐら 狂い蟲(1999年8月 C★NOVELS)
    • 【改題・改稿】 もぐら 醒(2012年10月 中公文庫)
  • もぐら 神喰らう者(2000年1月 C★NOVELS)
    • 【改題・改稿】 もぐら 闘(2012年12月 中公文庫)
  • もぐら 掟なき荒野(2001年4月 C★NOVELS)
    • 【改題・改稿】もぐら 戒(2013年2月 中公文庫)
  • もぐら 凱(2013年10月 中公文庫【上下】)

レッドホークシリーズ[編集]

  • 紅い鷹(1999年11月 青樹社)
  • 紅の掟(2020年2月 徳間文庫)

D1シリーズ[編集]

  • D1 警視庁暗殺部(2013年9月 祥伝社文庫
  • D1 海上掃討作戦(2014年2月 祥伝社文庫)
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄〈上〉(2015年1月 祥伝社文庫)
  • D1 警視庁暗殺部 人間洗浄〈下〉(2018年3月 祥伝社文庫)
  • D1 警視庁暗殺部 壊人(2020年7月 祥伝社文庫)

リンクスシリーズ[編集]

  • リンクス(2014年8月 中公文庫)
  • リンクスII Revive(2015年6月 中公文庫)
  • リンクスIII Crimson(2016年2月 中公文庫)

ACTシリーズ[編集]

カミカゼシリーズ[編集]

  • カミカゼ ―警視庁公安0課―(2015年11月 双葉文庫
  • 鳩の血-カミカゼ2 ―警視庁公安0課―(2018年4月 双葉文庫
  • 首都爆発-カミカゼ3 ―警視庁公安0課―(2020年3月 双葉文庫

警視庁特例捜査班シリーズ[編集]

刑事学校シリーズ[編集]

その他[編集]

  • 冗舌な死者 監察医の事件簿(1994年4月 創現社出版)
  • 闇の牙(1996年1月 リイド社
  • 家庭教師(1996年12月 ワコー出版)
  • 麻那美〜淫虐宴(1997年7月 コンパス)
  • しあわせの値段(1998年4月 青樹社)
  • クラック・ダウン(1998年11月 広済堂ブルーブックス
  • リターン(2001年1月 中央公論新社
  • 烏の森(2001年8月 広済堂ブルーブックス / 2014年4月 廣済堂文庫
  • チーム(2001年10月 ダイソー
  • 獄の極(2002年2月 中央公論新社)
  • 闇狩人 バウンティ・ドッグ(2002年9月 学習研究社 / 2014年2月 朝日文庫
  • 狂犬(2003年2月 広済堂ブルーブックス / 2013年6月 廣済堂文庫)
  • ローズガーデンの誘惑(2004年1月 広済堂ブルーブックス)
  • いかさま(2004年10月 桃園文庫 / 2016年4月 実業之日本社文庫)
  • かぐや姫伝説 淫月聖戦 〜羽衣を継ぐ乙女〜(2005年11月 イーグルパブリシング
  • 光芒(2016年10月 幻冬舎文庫

ノベライズ[編集]

脚本[編集]

  • クマ星人とぼく[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b 会員名簿 矢月秀作|日本推理作家協会
  2. ^ 冗舌な死者
  3. ^ 『もぐら 凱』 矢月秀作著 : ポケットに1冊 : コラム : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  4. ^ オンライン書店 Honya Club.com
  5. ^ FALCON - ONE|クマ星人とぼく

外部リンク[編集]