真桑村
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まくわむら 真桑村 | |
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廃止日 | 1955年4月1日 |
廃止理由 |
合併 本巣郡真桑村・弾正村 → 真正村 |
現在の自治体 | 本巣市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 本巣郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 7.66 km2. |
総人口 |
4,265人 (1955年) |
隣接自治体 | 本巣郡、穂積町、北方町、巣南村、席田村、弾正村、土貴野村 |
真桑村役場 | |
所在地 | 岐阜県本巣郡真桑村宗慶362-5 |
座標 | 北緯35度25分56秒 東経136度39分59秒 / 北緯35.43219度 東経136.66636度座標: 北緯35度25分56秒 東経136度39分59秒 / 北緯35.43219度 東経136.66636度 |
ウィキプロジェクト |
真桑村(まくわむら)はかつて岐阜県本巣郡に存在した村である。現在の本巣市の南東部(真正町の東部)にあたり、現在の地名は、小柿、軽海、十四条、宗慶、下真桑、上真桑である。
この地域(上真桑、下真桑)は古くからマクワウリが生産され、マクワウリはこの地名に由来する。
歴史
[編集]- 2世紀頃、この地域でマクワウリの生産が始まった[1]という。
- 1530年(享禄3年) - この地域の大洪水により、根尾谷からの川筋は、従来の川筋(現・糸貫川・犀川)から藪川(現・根尾川)に移る。このため灌漑用に席田用水(糸貫川上流部)と真桑用水(犀川上流部)が築かれる。
- 江戸時代、この地域は本巣郡であり、磐城平藩領(小柿村・軽海村・十四条村・宗慶村)、天領(上真桑村・下真桑村)であった。
- 1641年(寛永18年) - 席田用水と真桑用水とで水量を巡る争いが発生する。幕府裁定により、席田用水が6割、真桑用水が4割に決まる。
- 元禄の頃、上真桑村で真桑人形浄瑠璃が始まる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 小柿村、軽海村、宗慶村、十四条村、上真桑村、下真桑村が合併し、真桑村が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 弾正村と合併し真正村が発足。同日真桑村廃止。
大字
[編集]『岐阜県本巣郡真桑村土地宝典』による、村内に設置されていた大字は以下のとおり。真桑村廃止後、真正村、真正町を経て現在は本巣市の大字として存続している。
- 上真桑(かみまくわ)
- 軽海(かるみ)
- 小柿(こがき)
- 下真桑(しもまくわ)
- 十四条(じゅうしじょう)
- 宗慶(そうけい)
小・中学校
[編集]交通
[編集]名産・観光など
[編集]その他
[編集]- 1897年に6箇村が合併して真桑村が成立したが、当初、小柿村は本田村(後の本田村→穂積町。現・瑞穂市本田)との合併を予定していたという。結局小柿村は真桑村へ参加したのだが、これは小柿村内部の対立にもよるが、より多くの村と合併するために強引な引き抜きがあったという。事実この強引な引き抜きが原因で疑獄事件が発生し、多数の逮捕者が出ている(後に全員無罪)。
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ 鳥が種をくわえて運んできたという伝説がある。