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爆発限界(ばくはつげんかい、英: Flammability limit)とは、可燃性ある気体(可燃性ガス)あるいは液体蒸気が爆発するための条件。燃焼限界(ねんしょうげんかい)ともいう。
可燃性ガスと酸素や塩素などの酸化性気体の混合物は、ある一定の組成・圧力・温度の範囲内で爆発を起こす。一定温度(あるいは圧力)で爆発をおこす限界の組成は一般に二つあり、低温度(低圧)側の限界を爆発下限、高温度(高圧)側のものを爆発上限といい、この上下限の範囲を爆発範囲あるいは燃焼範囲という。
爆発限界は、物質がどれだけ危険なのかを判断する基準や指標として用いられる。