滋賀医科大学生母親殺害事件
滋賀医科大学生母親殺害事件(しがいかだいがくせいははおやさつがいじけん)は、2018年に発生した殺害事件。
概要
犯行
2018年1月9日夜、滋賀医科大学に通う31歳の4年生の女子大学生が58歳の母親を殺害した。母親にマッサージをさせられていたところ母親が眠ったため、その時に包丁を取り出して首を切りつけて殺害した。殺害した後にtwitterにモンスターを倒したと投稿し、死体の隣でBG〜身辺警護人〜を観て眠る。それから遺体をばらばらにした[1]。
ばらばらにした遺体を滋賀県内の河川敷に捨てた。この遺体が3月に発見される。滋賀県警察は同年6月、滋賀県内の病院で看護師として働いていた女性を死体遺棄、損壊容疑で逮捕。同年9月、殺人容疑で再逮捕[2]。
事件の分析
この事件では親による子供への教育虐待が問題視される。犯人は幼少期より親に医者になることを望まれ、医学部医学科に合格するために厳しい教育が行われていた。だが医学部医学科には合格できずに、2014年に9浪で滋賀医科大学医学部看護学科に合格できて入学した。大学では母親に助産師課程に進むことを望まれるが、進めなかった。大学卒業後は就職しないで助産師学校への入学を望まれるが不合格になった。この時に母親に罵倒されたことから、殺害することになったと見られる。それから大学を卒業して逮捕されるまで滋賀県内の病院で看護師として働いていた[1]。
脚注
- ^ a b “9浪で医学部受験失敗…31歳女性が母親をメッタ刺しの特殊事情”. 講談社. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに… 母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態”. 楽天. 2022年11月29日閲覧。