渡邉悠樹

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渡邉 悠樹(わたなべ はるき、1986年8月 - )は、日本の理論物理学者物性物理学量子多体物性が専門分野。東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の准教授。

略歴[編集]

研究・人物[編集]

物性物理学、量子多体系の理論に関する幅広い業績がある。特に、非相対論的な状況における南部・ゴールドストーンの定理に関する研究で第31回西宮湯川記念賞を受賞[1]。空間群を用いたバンド構造のトポロジーの研究で第12回凝縮系科学賞を受賞[2]。量子系の基底状態・熱平衡状態における時間結晶の非存在の証明で物理学ニューホライズン賞を受賞している[3]

受賞[編集]

著書[編集]

  • 渡邉悠樹『量子多体系の対称性とトポロジー: 統一的な理解を目指して (SGCライブラリ 179)』サイエンス社、2022年

脚注[編集]

外部リンク[編集]