津田喜次郎
津田 喜次郎(つだ きじろう、1888年 - 1959年)は、株式会社津田式ポンプ製作所の創業者であり、同社元社長、広島県立広島観音高等学校元PTA会長。紫綬褒章と紺綬褒章を受章。
来歴
広島県佐伯郡鹿川村出身[1]。専売特許などを自身が持つ約30種以上の各種ポンプ製造に従事した[1]。また地下水に含まれる塩分を薬品を用いずに完全に除去する機能を持つ浄水ポンプを発明、特許を取得した[1]。
1921(大正9)年、津田喜次郎は手押しポンプ「津田式ポンプ」[注釈 1]を考案し、広島市中区錦町6にて津田式ポンプ製作所を創業した。「菱形の中に大臣」の商標を使用。1970(昭和45)年、株式会社津田式ポンプ製作所は倒産したが、氏の長女の堀尾節子(ほりお せつこ、旧姓:津田)と同社副社長の堀尾好生(ほりお よしお)が商標、意匠を継承する形で、1967(昭和42)年に興陽産業製作所を創業、現在[いつ?]も操業中である。
資料によれば1933年(昭和8年)時点で合資会社津田式ポンプ代表者、元広島商工会議員、広島発明協会理事、広島鉄鋼業集国組合副組合長を兼任していた[1]。
脚注
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- 出典