洗足流れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Bcxfubot (会話 | 投稿記録) による 2021年11月12日 (金) 17:56個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.env.go.jp) (Botによる編集))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

洗足流れ

洗足流れ(せんぞくながれ)は、東京都大田区にある水路である。洗足用水池上用水とも呼ばれる。全長1.5km程の短流で、洗足池を始点として東雪谷上池台の境界に沿って流下し、仲池上呑川に注ぐ。

洗足池を水源とする呑川の支流で、かつては農業用水として利用されたが、現在周囲は閑静な住宅街で、遊歩道が整備され住民の憩いの場として親しまれている。

池からポンプで組み上げた水は中原街道東急池上線洗足池駅を潜り、洗足池医院付近で開渠となる(この医院は2018年2月現在、取り壊されている)。道路に沿って暫く開渠が続き、東雪谷5丁目交差点手前で再び暗渠となる。同交差点で二股に分かれた後、それぞれJRの線路を潜り、一方は本村橋袂、他方は醍醐倉庫脇で呑川に合流する。

かつては洗足小池からの流れが小池橋付近で合流していた。沿流の荏原病院下、蝉山橋脇、池雪橋下、千原橋脇にも湧水がある[1]

水路には遊歩道が整備され、コイなどの魚や水生生物が生息し、カルガモカワセミなどの姿も見られる。せせらぎ沿いにが植えられていて、花見の時期には人出が多い。

途中に大田区立洗足流れ東雪児童公園が併設されている。

脚注

  1. ^ 東京都の代表的な湧水(環境省)

外部リンク