泥流地帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。チエリリスタート (会話 | 投稿記録) による 2022年5月23日 (月) 14:58個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

泥流地帯』(でいりゅうちたい)は、三浦綾子の小説。1926年5月24日十勝岳噴火とそれに伴う火山泥流(ラハール)にまつわる物語を描く。

1976年1月4日から9月12日まで北海道新聞の日曜版に連載。また、続編にあたる『続・泥流地帯』が1978年2月26日から11月12日まで同じ北海道新聞の日曜版に連載された。1977年(本編)、1979年(続編)に新潮社から出版された。

担当管内に十勝岳を有する旭川営林署に勤務していた夫・三浦光世が執筆を提案した。

2014年現在は新潮文庫として入手可能。

書誌情報

  • 泥流地帯
    • 初出:1976年1月4日 - 9月12日、北海道新聞日曜版連載
    • 単行本:新潮社、1977年3月
    • 文庫:新潮文庫、1982年7月、ISBN 978-4101162065
    • 全集:『三浦綾子全集』(主婦の友社)第8巻収録、1992年5月、ISBN 978-4079380027
  • 続 泥流地帯
    • 初出:1978年2月26日 - 11月12日、北海道新聞日曜版連載
    • 単行本:新潮社、1979年4月
    • 文庫:新潮文庫、1982年8月、ISBN 978-4101162072
    • 全集:『三浦綾子全集』(主婦の友社)第9巻収録、1992年7月、ISBN 978-4079380195

脚注