泉周二

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泉 周二
生誕 (1922-07-19) 1922年7月19日
出身地 日本の旗 日本東京都
死没 (2011-12-29) 2011年12月29日(89歳没)
学歴 慶應義塾大学経済学部
職業 作曲家高校教師

泉 周二(いずみ しゅうじ、1922年7月29日 - 2011年12月29日)は、日本作曲家武蔵中学芸術科教諭。東京都出身。

来歴・人物[編集]

武蔵高校・中学で、昭和33年から34年間に亘り音楽の教鞭を執っていた。武蔵での授業はバッハからシューマンに至る音楽史が中心だった。

彼が赴任した直後、同好会であったブラバンと合唱がひとつとなって音楽部が誕生し、室内楽班、音楽鑑賞と、活躍の場が広まった。

更には卒業生を集めて結集したOB合唱団のために「栗の実」を含む30曲以上の作品を書き起こした。

またその功績を讃え2012年3月25日に『泉周二先生を偲ぶ会』が武蔵高校で行われた。絵本作家のやなせたかしとも親交があった。

主な作品[編集]

  • 武蔵讃美歌
  • 海が見える丘の上で
  • 栗の実
  • ロマンチストの豚
  • 雪が花びらのように
  • ばら色のクジラ
  • 海と涙と私と
  • おもいでのシッポ
  • ユレル
  • 燃える涙
  • 虹はなぜ空のまぼろし
  • 月夜のベンチ
  • 犬が自分のしっぽをみてうたう歌
  • いちご娘