河合弘之
河合 弘之(かわい ひろゆき、1944年4月 - )は、弁護士。満州生まれ。桐朋高等学校を経て、1968年東京大学法学部卒業。1970年弁護士登録。さくら共同法律事務所所長、中国残留孤児の国籍取得を支援する会会長、フィリピン日系人リーガルサポートセンター代表理事、環境エネルギー政策研究所監事、浜岡原発差止訴訟弁護団長、大間原発差止訴訟弁護団共同代表、脱原発弁護団全国連絡会共同代表、311甲状腺ガン家族の会会員、ヒロシマ被爆者団体員。
過去に係わった訴訟や事件
著書
単著
- 『欠陥だらけの法常識』広済堂ブックス 1975
- 『破産宣告』日刊工業新聞社 ウイークエンドブックス 1979
- 『弁護士という職業』三一新書 1982(絶版)
- 『商法の本――田中君が会社のことがほんとうにわかった』ごま書房 これだけは身につけておきたい入門シリーズ 1993
- 『原発訴訟が社会を変える』集英社新書 2015
編著
- 『東電株主代表訴訟――原発事故の経営責任を問う』現代人文社 2012
共著
- (大下英治)『脱原発』青志社 2011
- (FUKUSHIMAプロジェクト委員会、水野博之、山口栄一、西村吉雄、飯尾俊二、仲森智博、川口盛之助、本田康二郎)『FUKUSHIMAレポート――原発事故の本質』日経BPコンサルティング 2012
- (小出裕章、海渡雄一、島田広、中嶌哲演)『動かすな、原発。――大飯原発地裁判決からの出発』岩波ブックレット 2014
- (海渡雄一、原発事故情報公開原告団弁護団)『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない――隠された原発情報との闘い』彩流社 2015
関連書籍
- 大下英治『逆襲弁護士 河合弘之』さくら舎 2013年
映画
- 『日本と原発――私たちは原発で幸せですか?』 2014(制作・監督)
- 『日本と原発 4年後』 2015(制作・監督)
参考
- 大下英治共著『脱原発』