浜岡原子力発電所

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浜岡原発 から転送)
航空写真(1988年)この時点で3号機までが稼動している 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。

浜岡原子力発電所(はまおかげんしりょくはつでんしょ)は静岡県御前崎市にある中部電力原子力発電所である。現在1号機から5号機まで5つの発電設備があり、PR施設である浜岡原子力館が併設されている。敷地面積は160万m²(東西1.5km、南北1km)。

東海地震の予想震源域にあり、活断層が直下にあるという説まで発表されており、またトラブルが多発していることなどから耐震性の不足が懸念されている(#耐震性についての懸念#過去の主なトラブルの項を参照)。

目次

[編集] 発電設備

建設中の2号機の航空写真(1975年)円形をした原子炉格納容器と思しきものも見える。その横には運転開始を目前にした1号機が見える 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。

[編集] 1号機

[編集] 2号機

[編集] 3号機

  • 原子炉形式:BWR
  • 運転開始 :1987年8月28日
  • 定格出力 :110万キロワット

[編集] 4号機

  • 原子炉形式:BWR
  • 運転開始 :1993年9月3日
  • 定格出力 :113.7万キロワット

[編集] 5号機

  • 原子炉形式:沸騰水型原子炉|改良型沸騰水型(ABWR)
  • 運転開始 :2005年1月18日
  • 定格出力 :138万キロワット - 国内の原子力発電所単体では最大出力

[編集] 6号機

[編集] 耐震性についての懸念

設計上の耐震性(最大加速度)は以下の通り。

  • 1,2号炉 450ガル
  • 3,4号炉 600ガル
※安全余裕があるため1,2号炉と3,4号炉の耐震性はほぼ同等である。また、約1000ガルまで耐えられるように工事も行なわれている。
※タービン建屋の建造物、設備はこの限りではない。

静岡大学助教授(当時)の小村浩夫が1981年7月に発表した論文[4]によると原発から8km以内周辺には8本の活断層が知られており[5]、ほかに3本のリニアメント(活断層の疑いがある)があるが、そのうち2本が原発敷地内を走っている。

産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の藤原治北海道大学教授の平川一臣の2007年の発表によれば、2005年から2007年にかけて浜岡原子力発電所東2キロメートル地点計8ヶ所でボーリング調査を実施し堆積物を調査したところ、8000年以上前から100-200年周期で東海地震が起きていることを確認し、それと同時に、従来想定される東海地震とは別タイプの大規模地震が約4800年前、3800-4000年前、2400年前の計3回発生していることを確認したという。さらに、2400年前以降もう一度大規模地震が発生したとみられることから、藤原は「1000年前後に1度、より大きな地殻変動を起こす地震があることが分かった」[6]としている。

また、浜岡原発の立地する地盤は相良-掛川層群比木層 という砂と泥からできた地層であり、工学的には軟岩に分類される。

[編集] 過去の主なトラブル

  • 1991年4月4日 - 3号機 原子炉給水量が低下、自動停止
  • 2001年11月7日 - 1号機 配管破断事故
  • 2001年11月9日 - 1号機 原子炉水漏洩事故
  • 2002年 - 自主点検の書類に16箇所の記入ミス、ひび割れの兆候を見つけるも県へ報告せず
  • 2002年5月24日 - 2号機 点検用水抜き配管水漏れ
  • 2004年2月21日 - 2号機 タービン建屋屋上にて火災
  • 2004年8月 - 4号機 骨材データ偽造問題
  • 2005年11月4日 - 1号機 配管水漏れ事故
  • 2005年11月16日 - 3号機 屋外配管の腐食による蒸気漏れ
  • 2005年11月16日 - 1号機 燃料プールに異物混入
  • 2006年6月 - 5号機タービン羽根破損
  • 2007年3月 - 不正行為やミスが計14件あったことを中部電力が発表など
  • 2009年4月13日 - 3-5号機のデータ改竄問題で、542個所の溶接後の熱処理を行ったうち5号機の94個所の作業を実際に改竄した作業員が担当していたことが判明し、県に報告するとともに早急に安全性を確認することとしている。

[編集] プルサーマル計画

  • 4号機で2010年までにプルサーマルを実施する予定。

[編集] 浜岡原子力館

浜岡原子力発電所の敷地内にある施設で、原子力発電の仕組みや施設の詳細などを展示している。施設内は大きくA〜Gの7つに分けられている。また、子供も楽しみながら原子力発電について学べるようにプレイランドも設置されている。なお、休館日は第3月曜で、入館料は無料となっている。オムニマックスシアターも無料

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

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