武当派
武当派(ぶとうは)は、武俠小説などにおいて名門の一派として登場する中国武術の一派。張三豊(太極拳の創始者に仮託されている)が創設したとされる。武当山を本拠とする。
武俠小説の武当派
武当派奥義
達人
現実の武当派
高官でありながら、武式太極拳の創始者である武禹襄(1812年-1880年)の流れを汲む。当時、北京や天津地域で盛んだった地方武術、長拳、炮捶、紅拳、太極拳、八卦掌、形意拳などを取り入れている。武禹襄の幼なじみである楊家太極拳の創始者楊露禅により、武当太極拳の一〇八式が楊家太極拳一〇八式として編成され、それを、その孫である楊澄甫が編成した楊家八十五式などが、現在、世界各国の華僑の一部で、古式楊式太極拳として伝承されている。[1]
脚注
- ^ 書籍《簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法》P71 「十三勢」より引用
参考文献(出典)
- 王政樹(著)『簡化24式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法』エムジーエフ出版、横浜、2014年。ISBN 9784990761004。