櫻井とりお

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(さくらい とりお)は、日本の小説家京都市生まれ[1]

経歴・人物[編集]

京都市生まれ[1]放送大学を卒業[1]。東京都内の区役所に在職中、10年ほど公立図書館で勤務[2]。2018年に投稿作「へびおとこ」が第1回氷室冴子青春文学賞[注釈 1]にて大賞(最上位の賞)を受賞[3]。受賞作を加筆・改稿した『虹いろ図書館のへびおとこ』が2019年に書籍化される[4]。2020年度まで関東圏の公立図書館で非正規の職員として勤務していた[1]

小説作品[編集]

単行本[編集]

  • 虹いろ図書館シリーズ
    • 『虹いろ図書館のへびおとこ』 河出書房新社、2019年11月 ISBN 978-4309028385
    • 『虹いろ図書館のひなとゆん』 河出書房新社、2020年10月 ISBN 978-4309029221
    • 『虹いろ図書館のかいじゅうたち』 河出書房新社、2021年11月 ISBN 978-4-309-03009-8
    • 『虹いろ図書館 司書先輩と見習いのぼく』 河出書房新社、2022年12月 ISBN 978-4-309-03082-1
    • 『虹いろ図書館 半分司書のぼくと友だち』 河出書房新社、2023年11月 ISBN 978-4309031569
  • 図書館の奥はシリーズ
  • ひぐっちゃんシリーズ
    • 『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 消えたテディベア』 小学館、2022年7月 ISBN 978-4092893221
    • 『あたしとひぐっちゃんの探偵日記 みずき、さらわれる?』 小学館、2023年7月 ISBN 978-4092893306
  • 『ことわざハンター 不思議な石と魔法の辞書』 PHP研究所、2023年8月 ISBN 978-4569881294

共著[編集]

  • 『ラストで君は「まさか!」と言う 12歳の物語』(PHP研究所、2021年1月、ISBN 978-4569789620) - 20話中「逃がした小鳥」「大事な財布」「あけぼのさん」「ぼくの好きな先生」「ほら穴の少女」の5話
  • 『スイッチ もしも今日、あの子と入れ替わったら』 ココロ直、桜川ハルとの共著、PHP研究所、2022年3月 ISBN 978-4569880433

雑誌掲載[編集]

  • 飛ぶ教室』第66号(2021年夏)(2021年7月)「文(ふみ)の手紙」

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2008年に逝去した氷室冴子の名前を冠した文学賞。青春をテーマとした小説を募集する。2018年に開催された第1回の審査員は伊藤亜由美久美沙織辻村深月の三名。主催者として「氷室冴子青春文学賞実行委員会」がクレジットされている。応募の場を提供したエブリスタが特別協力としてクレジット。後援に氷室の故郷である岩見沢市行政などの名が見られる。

出典[編集]

外部リンク[編集]