松下真理子

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松下真理子、松下まり子
出生地 大阪府
教育 京都市立芸術大学美術学部油画専攻
受賞 CAFAA賞
2016年 最優秀賞
ウェブサイト https://www.matsushita-mariko.com/
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松下 真理子(まつした まりこ)は、日本現代美術作家

人物・来歴[編集]

1980年 日本の大阪府吹田に生まれる。

幼少期、最初の表現は、性的暴力からの治癒と理解のために書きはじめた無数の詩だった。

精神的な模索と“外付けの蛇口”を求め、芸術を志す。

2004年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻を卒業。

工場での労働の傍ら独自の絵画表現を再開し、2016年《Margarita7》をはじめとする作品群で、第二回CAFFA賞(CAF・アーティスト・アワード)グランプリを受賞する。

翌年、ロンドンにてデルフィナ財団のレジデンスに滞在し、インド、ペルー、韓国、サウジアラビアなどの女性芸術家たちと親交を結ぶ。のちにアウシュヴィッツ、フィリピンの「赤い家」などを訪れ、絵画を制作する。

2020年 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチに影響を受けた「愛の飾らぬ言葉において」、2021年J.M.クッツェーの著書から名付けた《Friday》を含む「人間の声」を発表し、重要な転換期を迎える。

主な展覧会[編集]

個展[編集]

2023年

2022年

  • 「生命」松下真理子企画、アマポーラ・プラダと松下真理子による二人展、KEN NAKAHASHI、東京

2021年

2020年

2019年

2018年

2016年

2015年

  • 「MARIKO」matchbaco、東京

2014年

2013年

脚注[編集]

外部リンク[編集]