更田豊治郎
更田 豊治郎[1]（ふけた とよじろう、1930年2月 - 2016年2月29日[2]）は、日本の物理学者。第2代原子力規制委員会委員長の更田豊志は子[3]。
上海生まれ。1953年3月、大阪大学理学部物理学科卒業。1957年1月、大阪大学大学院理学研究科博士課程中退。日本原子力研究所（現日本原子力研究開発機構）に入所。1989年1月、副理事長[4]。1993年退職[5]。
1961年6月8日、論文 " Paired-Chamber Type Pile Oscillator " で大阪大学より理学博士号取得[6]。
一般社団法人日本原子力学会副会長[7]、財団法人原子力データセンター（現高度情報科学技術研究機構）理事長、財団法人環境科学技術研究所会長、財団法人日本海洋科学振興財団理事長を歴任した[4]。
脚注
- ^ 更田 豊次郎と誤記される場合がある。たとえば、原文：「原研のこれからに望む」 (PDF) と、誤転記：『基礎科学ノート』6巻1号、1999年1月、日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター。また、原表記：日本原子力学会誌 総目次 (PDF) 2001年6月号の部分と、誤記：第97回原子力安全問題ゼミ「原子力発電所の災害評価. 原子力推進似非学者のレベルの低さと批判への回答」 (PDF) 2004年6月9日、京都大学原子炉実験所小出裕章、p.5
- ^ 更田豊治郎さんの思い出(核データ測定研究分野の業績) 核データニュース114号(2016年6月)
- ^ “「出直せ！」原子力規制委員長代理を激怒させた規制庁の“お役所仕事””. 産経新聞 (2015年1月15日). 2017年10月25日閲覧。
- ^ a b 『町人学者―産学連携の祖・淺田常三郎評伝』増田 美香子【編】/板倉 哲郎/更田 豊治郎/住田 健二/北川 通治/岡田 健【著】毎日新聞出版（2008/04発売）著者紹介 紀伊國屋書店
- ^ 「視点 就任のご挨拶に代えて」 (PDF) 『海洋財団だより』日本海洋科学振興財団、第3号、2000年9月20日、p.1
- ^ 大阪大学リポジトリ > 博士論文要旨集 Doctoral thesis abstracts > その他 > 1961年度 > Paired-Chamber Type Pile Oscillator
- ^ 日本原子力学会歴代会長、副会長
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