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拓跋弗(呉音:たくばつ ふち、漢音:たくばつ ふつ、拼音:Tuòbá Fú、? - 294年没、在位:293年 - 294年)は、鮮卑拓跋部の大人(たいじん:部族長)で、拓跋沙漠汗の末子。拓跋猗㐌、拓跋猗盧の弟、太祖拓跋鬱律の父。
生涯
平帝7年(293年)、平帝(拓跋綽)が死ぬと、後を継いで拓跋弗が大人となる。聡哲で大度があり、諸父兄に重んじられる。政崇寬簡で、百姓は懐服した。
しかし在位1年で死去し、拓跋禄官が代わって大人となった。
のちに、北魏の道武帝より思皇帝と追尊される。
参考文献