徳川泰子

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徳川 泰子(とくがわ ひろこ、慶応3年9月24日1867年10月21日)- 昭和19年(1944年3月13日)は、貴族院議長徳川家達の夫人。結婚前の姓名は近衛泰子である。

生涯

近衛忠房の長女。母は島津光子(島津斉彬の養女、島津久長の娘)徳川宗家16代目を継承した家達と婚約し、千駄ヶ谷の徳川邸で義伯母(父系では従伯母)にあたる天璋院の訓育を受けた。1882年明治15年)成婚。1884年(明治17年)に嫡男家正を産み、他に綏子ら三女を儲けている。

日本赤十字社篤志看護婦人会会長、撫子会会長、愛国婦人会理事を務めて婦人看護に重きをなし、特に日露戦争での後方支援に活躍した。戦後は勲四等宝冠章を賜っている。

登場作品

テレビドラマ

外部リンク