川西進
川西 進(かわにし すすむ、1931年10月24日 - )は、日本の英文学者、東京大学名誉教授。
神奈川県逗子市生まれ。父は川西實三、姉に川西薫(女子学院理事)、兄に川西剛(東芝副社長)。第一高等学校から1954年東京大学教養学部教養学科イギリス科を卒業。1962年同大学院英文科博士課程中退。1956-1959年アマースト大学に学び卒業。矢内原忠雄にキリスト教を学んだ。1966年東大教養学部助教授。1981年教授、1992年定年退官、名誉教授、フェリス女学院大学教授。2002年退職[1]。
共編著
- 『イギリスの言語文化 2 イギリスの全体像を求めて』山内久明共編著 放送大学教育振興会 1991
- 『詩人の王スペンサー』福田昇八共編 九州大学出版会 1997
- 『主に負われて百年 川西田鶴子文集』川西薫・川西剛共編 新教出版社 2003
翻訳
- 『奇跡へのあゆみ ヘレン・ケラー自伝』富士書店 1965
- 『ヘンリー・ジェイムズ短編選集(令嬢バーベリーナ)』音羽書房、1968
- 『アメリカ古典文庫 22 アメリカ人の日本論』滝田佳子共訳 研究社出版 1975
- 『芸術の森のなかで ケネス・クラーク自伝』平凡社 1978
- ピーター・ゲイ 『芸術を生みだすもの 歴史における原因について-マネ、グロピウス、モンドリアン』岡田岑雄共訳、ミネルヴァ書房 1980
- 『ヘレン・ケラー自伝 私の青春時代』ぶどう社 1982
- 『ヘンリー・ジェイムズ作品集(2)』国書刊行会 1984。「メイジーの知ったこと」を担当
- フランシス・ベーコン『ニュー アトランティス』岩波文庫 2003
- エドマンド・ゴス『父と子 二つの気質の考察』ミネルヴァ書房 2008
- ヴァージニア・ウルフ『船出』岩波文庫(上下)、2017
脚注
- ^ 『現代日本人名録』1987、2002『駒場1991』