川崎萌 (柔道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Rain night-AWB (会話 | 投稿記録) による 2018年7月21日 (土) 02:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク: カテゴリ修正 using AWB)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
ユニバーシアード団体戦
2007 バンコク 52kg級
世界ジュニア
2006 サントドミンゴ 52kg級

川崎 萌(かわさき もえ、1988年5月16日 - )は高知県高知市出身の日本柔道家。52kg級の選手。身長162cm。組み手は右組み。得意技は小内刈背負投[1]

経歴

柔道は4歳の時に和田道場で始めた[1]。香長中学3年の時には全国中学校柔道大会の57kg級で優勝を飾った。団体戦では3位となった[1]岡豊高校へ進むと、ほとんど休むことなく柔道漬けの日々を送ることになったが、「勝つことが快感。そのためなら何でも我慢できる」と語っている[2]。1年の時には全国高校選手権の52kg級で2位となった[1]。 2年の時にはインターハイの団体戦でチームは3位となった。この大会では途中からメンバーを外されたこともあって、小学生の時から一緒にやってきた1年先輩の和田麻未や、全国中学校柔道大会の団体戦で3位になった時のメンバーでもある1年後輩の柿内沙弥香の活躍を素直に喜べなかった[2]。続くドイツジュニア国際では決勝で試合を優位に進めながら両肩を脱臼するアクシデントにより棄権負けとなった[2]全日本ジュニアでは3位だった[2]。全国高校選手権の団体戦ではインターハイに続いて3位だった[3]。 3年の時にはアジアジュニアの52kg級で優勝すると、インターハイでは3位に入った[3]全日本ジュニアでも3位だったが、世界ジュニア代表に選ばれた。世界ジュニアでは決勝でオランダのマウレーン・フルーフセマに対して、自らの右足側面で相手の左足首を絡めながら前方に回すように引き出して投げる独特の小内刈で一本勝ちして優勝を飾った[3][4]帝京大学経済学部へ進むと、1年の時にはフランスジュニア国際で優勝した。ユニバーシアードでは2回戦でルクセンブルクのマリー・ミュラーに技ありで敗れたが、団体戦では優勝メンバーの一員として名を連ねることになった[5][6]。全日本ジュニアでは3位にとどまった。その後はこれといった活躍は見られなかった[7]。 大学を卒業すると、東京柔道整復専門学校へ進んだ[8]。 2018年にはカナダへ語学留学するとともに、現地の道場で指導することにもなった[9]

主な戦績

(出典[1][3]JudoInside.com)。

脚注

外部リンク

  • 川崎萌 - JudoInside.com のプロフィール(英語)