山内静夫 (映画プロデューサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。YOUJI (会話 | 投稿記録) による 2014年10月15日 (水) 11:48個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク: Category:慶應義塾大学出身の人物)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

山内 静夫(やまのうち しずお、1925年6月13日 - )は、映画プロデューサー

来歴・人物

里見弴の四男として鎌倉に生まれる。応召後に1948年慶應義塾大学経済学部卒業後、松竹大船撮影所に製作担当として入社、小津安二郎映画の製作に当たり、1956年「早春」で製作、1958年、父原作の「彼岸花」を製作、1960年には同じく「秋日和」製作。1978年松竹取締役、1992年鎌倉ケーブルコミュニケーションズ代表取締役社長、2004年から12年にかけ鎌倉文学館館長、2006年鎌倉市芸術文化振興財団理事長。

映画や小津に関する回想記があったが、2007年に初めて両親を語った『八十年の散歩』を上梓した。

映画出演

1969年の映画『男はつらいよ』(シリーズ第1作)では、マドンナ・冬子の婚約者役でエキストラ出演をしている。

TV出演

タイトル 放送日
小津安二郎監督没後50年 その格調高き映像を見よ、その知恵多き科白を聞け 2013年12月7日
小津安二郎監督没後50年 その格調高き映像を見よ、その知恵多き科白を聞け 2013年12月14日

著書

  • 谷戸の風 映画人として、企業人として時を見つめ、日々を綴る… 鎌倉ケーブルコミュニケーションズ 2001
  • 松竹大船撮影所覚え書 小津安二郎監督との日々 かまくら春秋社 2003
  • 八十年の散歩 冬花社 2007

外部リンク