小池信三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Wikipedhiahennsyuu (会話 | 投稿記録) による 2022年9月13日 (火) 05:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎人物・来歴)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小池 信三(こいけ しんぞう、1968年5月13日 - )は、日本実業家三栄建築設計創業者・代表取締役社長メルディアDC取締役会長、湘南ベルマーレ名誉会長、日本木造分譲住宅協会理事長

人物・来歴

福島県会津美里町出身[1]。1987年福島県立若松商業高等学校卒業[2]。1990年武蔵野リハウス入社。1993年三栄コーポレーション(現三栄建築設計)設立、代表取締役社長就任。「同じ家はつくらない」を理念に、公共の芸術性と個人の生活空間をプロデュースするという企業理念に基づき、1棟ずつデザイン・設計した住宅販売を進めて業容を拡大し、2006年に名古屋証券取引所セントレックスに上場。2012年には東京証券取引所市場第一部上場を果たした[3][4]。2014年シード平和(現 メルディアDC)代表取締役社長。2016年湘南ベルマーレ取締役[5]。2018年湘南ベルマーレ名誉会長[6]。2021年発起人として日本木造分譲住宅協会を設立し、理事長に就任[7][8]

環境貢献

2019年に東日本を襲った台風19号によって氾濫した多摩川の状況を知り大きなショックを受け、その原因を徹底的に調査を行った。近年大型化する台風による歴史的な豪雨も要因のひとつではあるが、それ以外に川の上流にある山林の保水力の低下が要因の一つとしり、木材を使って事業を行っている会社として、何か地域に恩返しする方法がないかと考え、当時、木造住宅においては70%以上を輸入材が占めており、国産材の活用が進まないため、日本の森林がいわば放置されている状況にあることを知った。

国産木材の需要を少しでも広げれば、日本の森林問題解決の一助となる。その思いから、コストアップは承知の上で、国産木材の使用割合を100%にすると誓った。

著書

家づくりの美学 小池信三の経営理念を惜しみなく本にしている経営書

脚注