小倉栄一郎

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小倉 栄一郎(小倉榮一郎、おぐら えいいちろう、1924年2月28日[1] - 1992年3月23日[2])は、経済学経済史学者。

滋賀県出身。1946年神戸経済大学(現神戸大学)卒。同大学院博士課程満期退学、1965年「江州中井家帖合の法」で大阪大学経済学博士。1953年滋賀大学経済学部助教授、1968年教授、1970-1974年経済学部長。1989年定年退官、名誉教授。1962年「江州中井家帳合の法」で日本会計研究学会賞。湖東焼復興推進協議会会長。

著書[編集]

  • 『簿記組織論 実践簿記の組織原理』関書院 経営学シリーズ 1952
  • 複式簿記原理』関書院 経営学シリーズ 1954
  • 『江州中井家帖合の法』ミネルヴァ書房 滋賀大学日本経済文化研究所叢書 1962
  • 近江商人の系譜 活躍の舞台と経営の実像』日本経済新聞社 日経新書 1980
  • 『金持商人一代記』言叢社 1984
  • 『湖国の地場産業』サンブライト出版 近江文化叢書 1984
  • 『湖東焼 盛衰と美』サンブライト出版 1985
  • 『近江商人の開発力 管理システムと北海道開発にみる近代経営』中央経済社 1989
  • 『近江商人の系譜 活躍の舞台と経営の実像』社会思想社 現代教養文庫 1990
  • 『近江商人の金言名句』中央経済社 1990
  • 『近江商人の経営管理』中央経済社 1991
  • 『近江商人の理念 近江商人家訓撰集』あきんどフォーラム実行委員会 1991 サンライズ出版 2003

翻訳[編集]

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 『人物物故大年表』