室戸ジオパーク
室戸ジオパーク(むろとジオパーク、英: Muroto Geopark)は、高知県室戸市全域をテリトリーとするジオパークである。2011年9月に世界ジオパークに認定された。室戸ユネスコ世界ジオパーク(むろとユネスコせかいジオパーク、英: Muroto UNESCO Global Geopark)とも称する。
概要
室戸ジオパークは、室戸市内に存在する地質遺産を保護・研究・ジオツーリズムに活用し、教育や地域社会に貢献することを目的としている。2008年に日本ジオパークの認定を受け、2010年に世界候補地への立候補を目指し、翌2011年9月18日に国内では5件目の世界ジオパークとして室戸市全域が選ばれた。
沿革
- 2008年(平成20年)6月 - 室戸ジオパーク推進協議会を設立[1]。
- 2008年(平成20年)12月8日 - 日本ジオパークに認定される[1]。
- 2011年(平成23年)9月18日 - 世界ジオパークに認定される[1]。
- 2012年(平成24年)11月 - 第3回日本ジオパーク全国大会(室戸大会)を開催[2]
- 2015年(平成27年)4月29日 - 室戸世界ジオパークセンターが市立室戸東中学校跡地にオープン[3]
- 2015年11月17日 - 世界ジオパークが国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の正式事業として認定される[4]。以降、室戸ユネスコ世界ジオパークという名称も用いている。
施設
- 室戸世界ジオパークセンター
- 住所:室戸市室戸岬町1810-2 TEL:0887-22-5161 北緯33度17分57.18秒 東経134度11分10.02秒
- 開館時間:9:00-17:00 入館:無料
- 館内:インフォメーション、カフェ・ショップ、ジオパーク体感ボックス、大地のなりたち、人のいとなみ(弘法大師像を展示中)
風景
-
ビシャゴ岩と遊歩道
-
シオギク
脚注
出典
- ^ a b c “室戸ジオパーク世界認定への取り組み”. 総務省. 2013年1月14日閲覧。
- ^ “【ジオ全国大会】持続的な発展への契機に”. 高知新聞社. (2012年11月1日) 2013年1月14日閲覧。
- ^ “室戸世界ジオパークセンターがオープンしました”. 室戸市. 2016年12月29日閲覧。
- ^ 日本ジオパークネットワーク > JGNについて > お知らせ・プレスリリース(2016年10月30日閲覧)