妊娠カレンダー
『妊娠カレンダー』(にんしんカレンダー)は、小川洋子の小説である。第104回芥川賞の受賞作。
および同作品を収めた単行本、または文庫である。単行本、文庫には「妊娠カレンダー」「ドミトリイ」「夕暮れの給食室と雨のプール」の3篇を収録。
単行本・文庫所収作一覧
妊娠カレンダー
同年、第104回芥川賞を受賞。戦後初めての20代女性の受賞作品。
姉が妊娠2か月半だと分かった12月29日(月)から、出産を迎えようとする8月11日(火)までの約7か月半を、「わたし」の書く日記形式の文で綴った小説。(曜日から1986年末から1987年夏までではないかと推測される。)
ドミトリイ
- 初出 『海燕』1990年12月号。
芥川賞を受賞後に発表した第1の作品。
夕暮れの給食室と雨のプール
- 初出 『文學界』1991年3月号。
2004年8月、アメリカの週刊文芸誌「ニューヨーカー」2004年9月6日号に英訳版が掲載された。英題は「The Cafeteria in the Evening and a Pool in the Rain」。
書籍情報
- 単行本
- 文庫
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- 『妊娠カレンダー』 1994年2月、文春文庫 ISBN 978-4167557010