大辻康太
大辻 康太(おおつじ こうた、1990年8月4日 - )は、兵庫県出身の、日本の柔道選手である。階級は90kg級[1][2]。現在は日本エースサポートに所属。また、桐蔭横浜大学柔道部のコーチも務めている[3]。
経歴
柔道は播磨町柔道倶楽部で始めた。二見中学から桐蔭学園高校へ進むと、3年の時にインターハイ73kg級に出場するも、3回戦で敗れた。なお、高校時代の同期には西山大希がいた[2]。2009年に埼玉大学へ進学すると、4年の時には学生体重別で優勝を飾った。この際に、先々に攻める柔道スタイルから繰り出される大内刈や小内刈はスピードがあり、また、背負投や一本背負投に入るタイミングもうまいと評された[2]。2013年には日本エースサポート所属となった。81kg級ながら関東予選で優勝を果たして全日本選手権に出場するものの、初戦で綜合警備保障の小林大輔に合技で敗れた。2014年の講道館杯では90kg級で5位に入った。2015年の講道館杯では2回戦でロンドンオリンピック銅メダリストである新日鐵住金の西山将士を破るなどして決勝まで進むと、筑波大学4年の小林悠輔を指導3で破り、強化指定選手にも入っていない伏兵ながら初優勝を飾った[4]。12月のグランドスラム・東京では2回戦でオランダの選手に敗れた[5]。
戦績
(出典[2]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ 選手一覧
- ^ a b c d 「全日本学生体重別選手権」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年11月号
- ^ 桐蔭横浜大学柔道部
- ^ 100キロ級はウルフが初V…女子は52キロ級西田が連覇 サンケイスポーツ 2015年11月8日
- ^ グランドスラム東京2015
外部リンク
- 大辻康太 - JudoInside.com のプロフィール(英語)
- 埼玉大学 | 学部・大学院 | 教育学部