大石不二夫

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大石 不二夫(おおいし ふじお、1940年 - )は日本の化学者、鉄道技術者。

鉄道技術研究所鉄道研究員、元神奈川大学理学部化学科教授、神奈川大学名誉教授。

専門は高分子化学マテリアル、高分子材料の劣化解析、耐久性評価、寿命予測、高分子材料のリサイクル、鉄道材料研究。高分子学会理事、日本ゴム協会評議員、成形加工学会副会長、マテリアルライフ学会会長等。[1]

来歴

1940年東京府東京市小石川区(現・東京都文京区)生まれ。1963年東京都立大学 (1949-2011)工学部工業化学科卒、1964年-1989年鉄道技術研究所、(財)鉄道総研 主幹研究員、1989年-2002年神奈川大学教授。[2]

研究・受賞

  • 特許発明「サーモメカノケミルミネッセンス装置」
  • 特許発明「フェノール樹脂と加硫硬化したシリコーンゴムコンパウンド粉粒体とを含有することを特徴とする樹脂組成物」
  • 特許発明「鉄道車両用台車枠」
  • 特許発明「車直・傾斜・水平面走行体」
  • 特許発明「防振コンクリートまくらぎの製造方法」
  • 1985年 環境賞優良賞(環境庁)
  • 1985年 高分子学会賞技術賞(高分子学会)
  • 1997年 マテリアルライフ学会論文賞(同学会)
  • 1984年 スガウエザリング技術振興財団技術賞(同財団)
  • JREA優秀論文賞(JREA)

著書

  • 『高分子材料の耐久性』 工業調査会 1993年
  • 『図解プラスチックのはなし』 日本実業出版社 1997年

出典