堀之内町 (静岡県)
ほりのうちちょう 堀之内町 | |
---|---|
廃止日 | 1954年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 堀之内町、内田村、横地村、 六郷村、加茂村 → 菊川町 |
現在の自治体 | 菊川市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
郡 | 小笠郡 |
隣接自治体 | 東山口村、河城村、六郷村、加茂村、内田村、掛川町 |
堀之内町役場 | |
所在地 | 静岡県小笠郡堀之内町 |
ウィキプロジェクト |
堀之内町(ほりのうちちょう)は、静岡県小笠郡に1928年から1955年まであった町である。
1889年の町村制施行時に、江戸時代からの西方村と堀之内村が合併して西方村(にしかたむら)が成立。面積・人口ともに多かった西方が新しい村名に採用された。
しかし、村制施行の半月後に、堀之内地区北端に東海道本線の堀之内駅(現・菊川駅)が開設されると、堀之内地区に人家が集まり、さらに1899年軽便鉄道の堀之内軌道が堀之内・南山間に開通すると、堀之内駅は平田・池新田、御前崎方面への乗換駅となり、人通りも増加し、駅南側は市街地が形成され、小笠郡東部の経済や文化の中心になった。
1928年、町制施行に際し、中心街になった「堀之内」に改称されて、堀之内町となったが、1955年に周辺6村と合併したときには、町内を流れる菊川にちなんで、菊川町となり、2005年、小笠町を合併して菊川市になった。
1980年代まで、堀之内の中央商店街は、かなりの活況を呈していたが、道が狭く駐車場もほとんどなく、モータリゼーションには対応できず、現在では郊外にできた大型スーパーなどに客を取られてしまっている。警察署や病院なども郊外に移転したが、市役所は現在でも堀之内にある。