吉野昌甫

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吉野 昌甫(よしの まさとし、1926年 - 2011年)は、日本の経済学者一橋大学名誉教授。専攻は金融論国際金融論国際経済学

人物

1926年に生まれる。旧制京華中学校(現京華中学高等学校)を経て、1948年に東京商科大学(現一橋大学)を卒業。大学では鬼頭仁三郎ゼミに所属していたが、鬼頭が死去したため小泉明ゼミナールに参加するも小泉が病気になり、中山伊知郎ゼミに入った[1]。1953年に茨城大学文理学部助教授となり、1959年に一橋大学商学部助教授へ移籍する。1967年に同大学経済学部教授となる。1989年に定年退官した。同年に東洋大学経営学部教授となった後に、1995年に駿河台大学経済学部教授に就任する。同大学では、1997年に設立された経済研究所の設立に尽力し、初代研究所長を務める。

ゼミ生に、オーム乳業社長などを務めた公認会計士永利新一[2]フィデリティ退職・投資教育研究所所長の野尻哲史[3]などがいる。

著書

脚注