利倉幸一

利倉 幸一（としくら こういち、1905年6月7日 - 1985年10月26日）は、日本の演劇評論家、演劇出版社社長。

来歴

京都市出身。同志社大学を中退して武者小路実篤の「新しき村」に参加、その後歌舞伎を中心とした演劇ジャーナリストとなり、1950年久保田万太郎の勧めで雑誌『演劇界』を復刊、編集長となり、社長。1976年長谷川伸賞、1980年『続々歌舞伎年代記 坤の巻』で河竹賞受賞、勲三等瑞宝章受章、紫綬褒章受章した。

編著書

• 舞踊芸話 坂東三津五郎（7代）（編）建設社 1937
• 浄瑠璃所作事全覧 坂東簑助（8代三津五郎）編 建設社 1937
• 支倉常長考 建設社出版部 1941
• 歌舞伎 伊原青々園共著 弘文堂書房 1943
• 三世中村時蔵（編）演劇出版社 1961
• 続々歌舞伎年代記 坤の巻（編著）演劇出版社 1979
• 残滴集 演劇出版社 1982