六連島

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六連島

六連島(右側の島)と馬島(左側の島、別名小六連)の空中写真。1974年撮影の2枚を合成作成。
馬島は福岡県北九州市小倉北区に属する。この2島間に山口県と福岡県の県境がある。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地

日本

六連島の位置(山口県内)
六連島
所在海域 響灘
座標 北緯33度58分31秒 東経130度51分55秒 / 北緯33.97528度 東経130.86528度 / 33.97528; 130.86528
面積 0.69 km²
海岸線長 3.9 km
最高標高 約100 m
プロジェクト 地形
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六連島(むつれじま)は山口県下関市響灘諸島に属する島である。

位置

下関市彦島の北西約5kmに浮かぶ溶岩台地の島。

歴史

日本書紀の仲哀紀に「没利島」として登場し、能因歌枕には「牟都留能志麻」と表記されている歴史のある島。 明治4年にイギリスの技術を導入して石造の洋式灯台が建設され、翌年に西国行幸中の明治天皇が視察している。 戦前には下関要塞地帯の一角として砲台が築かれ、第二次世界大戦中には高射砲部隊も駐留していた。2009年までは海上自衛隊の六連警備所が置かれていた。

島名の由来

島の名のいわれには次の3つの説がある[1]

  1. 周囲に馬島、金崎島片島和合良島など大小六つの島が連なっているためという説
  2. 6人の入植者がこの島の土地を分けるために縄で島を6等分したという説
  3. 韓国語の「モッアール(集落)」が転訛しという説

交通

下関市竹崎町の竹崎桟橋より下関市営渡船にて1日4往復(夏季5往復)で定期連絡船が運航されている。

所要時間は約20分、運賃は2014年1月現在大人360円、子供180円。

見所

施設

関連項目

参考文献

脚注

  1. ^ 山口県ホームページ 六連島

外部リンク