于建嶸

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于建嶸(ユ ジエンロン、う けんえい、1962年 - )は、中華人民共和国社会学者政治学者。社会問題について積極的に発言している。

湖南省衡陽市出身。幼少時に文化大革命で父親が鎮圧対象とされたことから一家の戸籍が抹消されたため、小学校から追い出された経験を持つ。1979年に湖南師範大学入学、卒業後商事訴訟の弁護士となった。その後、華中師範大学中国農村問題研究センターの徐勇教授のもとで学び、2001年博士の学位を取得した。同年中国社会科学院のポスドクとして研究を続けた。現在は中国社会科学院農村発展センター研究員、教授、社会問題研究センター主任である。

著書に『岳村政治-転型期中国郷村政治結構的変遷-』(2001年、商務印書館、北京)、『中国工人階級状況-安源実録-』(2006年、明鏡出版社、ニューヨーク)、『中国当代農民の維権抗争-湖南衡陽考察-』(2007年、中国文化出版社)など。

初の和訳著書『移行期における中国郷村政治構造の変遷―岳村政治』(于建嶸著、徐一睿訳、寺出道雄監修)、日本僑報社、2012年http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E6%9C%9F%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E9%83%B7%E6%9D%91%E6%94%BF%E6%B2%BB%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%81%AE%E5%A4%89%E9%81%B7%E2%80%95%E5%B2%B3%E6%9D%91%E6%94%BF%E6%B2%BB-%E4%BA%8E-%E5%BB%BA%E5%B6%B8/dp/486185119X

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