三輪裕子

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三輪 裕子(みわ ひろこ、1951年11月6日[1] - )は、東京都[2]出身の児童文学作家。東京学芸大学教育学部卒業[2]。その後2年間練馬区立大泉学園小学校で教師をする[3]

来歴

1982年、「子どもたち山へ行く」で第23回講談社児童文学新人賞受賞[4]。同作品を改稿、「ぼくらの夏は山小屋で」と改題し刊行、1987年野間児童文芸新人賞(受賞当時は野間児童文学推奨作品賞)を受賞する[5]。1989年「パパさんの庭」で野間児童文芸賞受賞[6]。2010年、「優しい音」で新美南吉児童文学賞受賞[7]日本児童文学者協会会員[7]

著作

絵本

児童書

中学年向き[注 1]
  • 『自転車でいこう!』 風川恭子・絵(あかね書房、1996年4月。ISBN 4251040554
  • 『ブルートレインでいこう!』 風川恭子・絵(あかね書房、1997年3月。ISBN 4251040619
  • 『サイクリングキャンプにいこう!』 風川恭子・絵(あかね書房、1998年2月。ISBN 4251040643
  • 『バアちゃんと、とびっきりの三日間』 山本祐司・絵(あかね書房、2008年6月。ISBN 978-4251044051
  • 『岳ちゃんはロボットじゃない』 福田岩緒・絵(佼成出版社、2013年11月。ISBN 978-4333026272
  • 『逆転! ドッジボール』 石山さやか・絵(あかね書房、2016年6月。ISBN 978-4251044259
  • 『ぼくらは鉄道に乗って』 佐藤真紀子・絵(小峰書店、2017年1月。ISBN 978-4338308021
中・高学年向き[注 1]
高学年向き[注 1]
高学年・中学生向き[注 1]
  • 『太古の森へ』 川村みづえ・絵(小峰書店、2001年9月。ISBN 4338174048
  • 『きっとどこかの空の下で』 川村みづえ・絵(小峰書店、2006年5月。ISBN 4338144157
  • 『優しい音』 せきねゆき・絵(小峰書店、2009年12月。ISBN 978-4338224093

アンソロジー

「」内が三輪裕子の作品

  • 『夜の翼 ファンタジーの宝石箱 ショートファンタジーストーリーVol,2』(全日出版 2004年9月 ISBN 4861360374 )「不思議なおじさん」
  • 『本は友だち 6年生』(偕成社 2005年3月 ISBN 403924060X )「初めの一歩が踏みだせなくて エッセイ・六年生のころ」

脚注

出典

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ a b 『ブルートレインで行こう!』あかね書房刊、p146より。 ISBN 4-251-04061-9
  3. ^ 『バアちゃんと、とびっきりの三日間』あかね書房刊、p158より。ISBN 978-4-251-04405-1
  4. ^ 児童文学新人賞既刊”. 講談社. 2018年1月16日閲覧。
  5. ^ 野間児童文芸新人賞”. 講談社. 2018年1月16日閲覧。
  6. ^ 野間児童文芸賞”. 講談社. 2018年1月16日閲覧。
  7. ^ a b 『岳ちゃんはロボットじゃない』佼成出版社刊、奥付より。ISBN 978-4-333-02627-2

注釈

  1. ^ a b c d 対象学年は練馬区立及び杉並区立の図書館のOPACを参照

外部リンク