ロビンソン・ガブリエル合成

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ロビンソン・ガブリエル合成(Robinson-Gabriel synthesis)は、2-アシルアミノケトンの脱水反応によってオキサゾール類を合成する化学反応である。

ロビンソン・ガブリエル合成
ロビンソン・ガブリエル合成

歴史的に脱水試薬には濃硫酸が用いられるが、最近はリン酸トリクロリドを使う方法が成功している。原料の2-アシルアミノケトンはデーキン・ウェスト反応によって合成することができる。

参考文献

  • Robinson, R. J. Chem. Soc. 1909, 95, 2167.
  • Gabriel, S. Ber. 1910, 43, 134.
  • Gabriel, S. Ber. 1910, 43, 1283.