ロス諸島
ロス諸島(ロスしょとう、フランス語: Îles de Los)は、ギニア共和国のコナクリ沖合にある一連の島のことである[1]。西から順にタマラ島(Ile Tamara)、ルーム島(Ile Roume)、カサ島(Ile Kassa)と並ぶ三つの島と周囲の小島嶼からなる。かつては無人島であったが、イギリスに占領されたのち、1909年にフランス領となり、1958年のギニア独立とともにギニア領となった。ルーム島はかつて奴隷交易の拠点であり、また小説『宝島』のモデルとなったとも言われている。タマラ島は刑務所として使われていた。
現在はビーチと森林のある観光地となっている。ロス諸島からはコナクリから定期航路が設定されている。
脚注
- ^ Barb Rayner (2003年7月29日). “Grand Manan to twin with African Islands”. The Saint Croix Courier. オリジナルの2011年7月13日時点におけるアーカイブ。 2011年5月1日閲覧。