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ルワンダの涙

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ルワンダの涙
Shooting Dogs
監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本 デヴィット・ウォルステンクロフト
製作 デヴィット・ベルトン
ピッパ・クロス
ヤンス・ミューラー
製作総指揮 デイヴィッド・M・トンプソン
ポール・トライビッツ
ルース・ケイレブ
カールステン・シュテーター
リチャード・アルウィン
出演者 ジョン・ハート
ヒュー・ダンシー
クレア=ホープ・アシティ
音楽 ダリオ・マリアネッリ
撮影 アルヴァン・ストラスバーグ
編集 クリスチャン・ロンク
配給 日本の旗 エイベックス/シナジー
公開 フランスの旗 2005年5月12日
第58回カンヌ国際映画祭
日本の旗 2007年1月27日
上映時間 約115分
製作国 イギリスの旗 イギリス
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
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ルワンダの涙』(原題: Shooting Dogs, 米題: Beyond the Gates)は、マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督、ジョン・ハートヒュー・ダンシー主演、クレア=ホープ・アシティClaire-Hope Ashitey)助演の2005年の映画である。日本では2007年1月27日より順次公開された。

この作品はルワンダ虐殺の時代にルワンダで働いていたBBCニュースプロデューサーのデヴィッド・ベルトン(David Belton)の経験に基づいている。ベルトンはこの映画の共同脚本家であり、プロデューサーの一人である。

この映画の舞台は1994年ルワンダ虐殺の最中のルワンダの首都キガリにある公立技術学校(the École Technique Officielle,ETO)である。ハートの演じるカトリックの神父、ダンシーの演じる英語教師はいずれも大量虐殺事件に巻き込まれた西洋人である。

この作品は、南アフリカの俳優を使って南アフリカで撮影された『ホテル・ルワンダ』と異なって、それが描写するシーンのオリジナルの場所で撮影された。さらに、大虐殺の多くの生存者が、製作班や小さな役を勤めた。

映画の原題は、死者の身体をついばむ(scavenge)野良犬をねらい撃つ際の国連兵士の行動を指す。虐殺の加害者であるフツ(族)に対して発砲を禁止されている国連の兵士による犬の射撃は異常な状況の象徴として描かれている。

映画の最後に背景としてある学校が描かれる。この学校は、サリーのカルトゥジオ会修道院の寄宿学校である。このシーンは校長のジョン・ウィトリッジ(John Witheridge)の許可により撮影された。

関連項目

公立技術学校の虐殺

外部リンク