ルボシュ・コホーテク

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Luboš Kohoutek
スカイラブ4号のミッション中に、NASAジョンソン宇宙センターのミッションコントロールセンターでコホーテク彗星の観測について搭乗している宇宙飛行士と話しているコホーテク氏
生誕 (1935-01-29) 1935年1月29日(89歳)
研究分野 惑星科学
教育 マサリク大学
主な業績 コホーテク彗星やその他の小惑星の発見
プロジェクト:人物伝
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ルボシュ・コホーテク(Luboš Kohoutek、1935年1月29日 - )は、チェコの天文学者。多くの彗星小惑星を発見した。

モラヴィアのZábřehに生まれた。ブルノプラハの大学で物理学と天文学を学んだ後、チェコスロバキア科学アカデミーの天文学研究所で働いた。1967年にルボシュ・ペレクと1036の惑星状星雲を収録したカタログを出版した。ドイツのハンブルク天文台で働き、1968年のチェコ事件が起こると、ドイツに留まることを決めた。1970年代にコホーテク彗星 (C/1973 E1)などの発見で有名になった。その後スペインやチリの天文台で惑星状星雲の観測を行い、2001年に引退した。

小惑星(1850)コホーテクはコホーテクの功績を記念して命名された[1]

多くの彗星の発見が最も有名である。大彗星になると期待されたコホーテク彗星 (C/1973 E1)のほか発見した彗星には、周期彗星の75P/コホーテク彗星 (75P)、76P/ウェスト・コホーテク・池村彗星がある。

またアポロ群の(1865) Cerberusを含む75の小惑星を発見した[2]

脚注

  1. ^ (1850) Kohoutek = 1942 EN = 1949 KD = 1953 SH = 1959 GR = 1965 AQ”. MPC. 2021年7月13日閲覧。
  2. ^ Minor Planet Discoverers”. MPC. 2021年7月13日閲覧。

関連項目