ランバレネ
ランバレネ(フランス語: Lambaréné)は、ガボン中部に位置する都市。モワイエン・オゴウェ州の州都。首都・リーブルヴィルから南東150kmに位置する。オゴウェ川の中洲に位置し、水運を利用した農作物や家畜の集散地。
また、アルベルト・シュヴァイツァー博士の活動の中心としても名高い。シュヴァイツァーは1913年にこの地に診療所を建て[1]、1965年に没するまでこの地で診療・伝道を続けた。彼が建てた病院はその後も存続し、ガボンを代表する病院となっている。また、彼が建てた診療所の建物もそのまま残され、記念館となっている。また、2009年にガボン共和国大統領代行の地位に就いたローズ・フランシーヌ・ロゴンベの出身地でもある。
脚注
- ^ 『アフリカを知る事典』、平凡社、ISBN 4-582-12623-5 1989年2月6日 初版第1刷 p.207