オゴウェ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オゴウェ川
オゴウェ川
Bassin versant de l'Ogooué-fr.svg
延長 1,200 km
平均流量 4,706 /s
流域面積 223,856 km²
水源 コンゴ共和国の旗 コンゴ共和国 ケングエ
河口・合流先 ギニア湾ガボンの旗 ガボン ポールジャンティ
テンプレートを表示

オゴウェ川(オゴウェかわ、フランス語: Ogooué)は、ガボンの川。全長1,200km。ガボンでもっとも長い河川であり、ガボン国内の大半を流域とする。また、コンゴ共和国カメルーン赤道ギニアにも一部流域が広がっている。

オゴウェ川はバテケ高原の北西にあるコンゴ共和国のケングエ近くを水源とし、ボウマンゴの近くでガボン領内に入る。マウロンゴの近くにはポウバラ滝がある。ラストゥールビルからンジョレまでの区間は急流が多く、船舶の航行ができない。ンジョレからは西に流れ、ランバレネからは広大なデルタ地帯を形成して、ポールジャンティの南でギニア湾に注ぐ。デルタ地帯は縦横ともに100kmに及ぶ。

オゴウェ川流域の223,856km²のうち、73%にあたる173,000km²はガボン領内である。流域の多くは熱帯雨林であり、一部には草原が広がっている。川にはナイルワニをはじめとする多様な生物が生息している。中流域に広がるロペ=オカンダは特に自然が保存されており、2007年には複合遺産として世界遺産に登録された。

オゴウェ川は海からンジョレまでは航行可能であり、水運を利用して河口のポールジャンティまで木材が輸送されている。流域の人口密度は1km²あたり4人と少ないが、河口近くのガボン最大の港ポールジャンティをはじめ、ランバレネやモアンダフランスヴィルなどの町が点在している。

1895年この川を探検した初の女性となるメアリー・キングズレー英語版がカヌーで遡上した。