ママディ・ケイタ
ママディ・ケイタ(Mamady Keïta, 1950年8月[1] - )はギニアのバランデュク出身のジャンベ奏者。キング・オブ・マンディカ(アフリカで最も偉大なドラマー)やジャンベフォラ(ジャンベの神様)と称される[2]。王族の家系出身[1]。7歳からジャンベの演奏を始め頭角を現し、14歳には早くもギニア国立ジョリバ舞踏団にスカウトを受けた[3]。その後は舞踏団の首席ジャンベ奏者として各国をまわり演奏を行った。1991年にはロラン・シュヴァリエ監督によりフランスとギニアの共同映画『Djembefola』が公開され、日本では『ジャンベフォラ~聖なる帰郷~』の邦題で公開された。
1994年の夏には演奏グループのセワ・カンと共に日本ツアーを行った。その際に鹿児島県の三島村を訪れ、地元の子供たちと交流を行ったのをきっかけに関係を持つことになる。2004年にはアジア初のジャンベスクール、みしまジャンベスクールを開校したほか、2005年の愛・地球博では地元の子供たちが演奏を行った[2]。