マッシモ・ミラ

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マッシモ・ミラMassimo Mila, 1910年8月14日トリノ1988年12月26日トリノ)はイタリア音楽学者音楽評論家

1931年トリノ大学文学部卒。卒業論文はジュゼッペ・ヴェルディの音楽に関するもので、他の論考とともに卒業から二年後に出版された。

1935年反ファシズム運動に参加し当局に逮捕され、ローマで五年間服役する。その後とくにカナヴェーゼ地方でレジスタンス活動に参加する。

トリノ大学及びジュゼッペ・ヴェルディ音楽学校で教鞭を執るかたわら、国民的な規模の雑誌や日刊紙で音楽評論家として活動した。その功績により、第五回サン=ヴァンサン賞(1953年)、第七回サン=ヴァンサン賞(1955年)、アントニオ・フェルトリネッリ賞(1985年)を受賞している。

また熱心な登山家でもあり、関連著作も残した。