ブタナギ

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ブタナギは、手塚治虫漫画に頻繁に登場するギャグキャラクター。顔が豚、体がサナギという姿をしており、たいていはコマの端にぶら下がった姿で現れる。登場人物が笑うのと同時に「ハハハハハハハ」などと大笑いしているのがほとんど。そのため、うるさいと怒鳴られることがある。また、『ブラック・ジャック』の「おばあちゃん」では感動して泣いていたり、「盗難」ではママーと共に笑った状態でどろぼう市の商品として売られている。

初出は1959年で『0マン』に登場。以後、手塚のほとんどの作品で描かれている。 なお、スパイダー同様、登場にストーリーとの関連はまったくない。

モデルはヒオドシチョウサナギである[1]

脚注[編集]

  1. ^ 池田啓晶『手塚治虫キャラクター図鑑 第2巻』(朝日新聞社、1998年)p252。

関連項目[編集]