フロンティアスプリント盃

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フロンティアスプリント盃(フロンティアスプリントはい)とは、日本特別区競馬組合大井競馬場ダート1200メートルで施行していた地方競馬重賞G3競走である。

概要

競走名は開拓者精神を意味する「フロンティアスピリット(Frontier spirit)」と短距離競走の「スプリント(sprint)」をかけたものである。1999年に創設され冬季短距離戦線の最終戦として3月開催に計5回施行されたが廃止となり[1]、代わりに東京シティ盃の開催時期が3月に移行した。

賞金額は第1回総額4725万円(1着2700万円)、第2回4559万円(2600万円)、第3回4680万円(2600万円)、第4回3740万円(2200万円)、第5回3400万円(2000万円)と第3回に3着と4着の賞金が若干増額された以外は毎年のように減額されていた。

歴史

  • 1999年 - 大井競馬場ダート1200メートルの重賞として創設。
  • 2001年 - 馬齢表記の変更に伴い、出走条件を旧5歳以上から4歳以上に変更。
  • 2002年 - スタンド改修工事に伴いダート1190メートルで施行(翌年まで)。
  • 2003年
    • 高橋三郎が調教師として唯一の連覇。
    • 同年開催をもって廃止[1]

歴代優勝馬

回数 施行年月日 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1999年3月22日 1200m キャニオンロマン 牡6 1:12.9 佐々木竹見 飯野貞次 谷川弘一郎
第2回 2000年3月22日 1200m オリオンザサンクス 牡5 1:12.4 早田秀治 赤間清松 日浦桂子
第3回 2001年3月27日 1200m サプライズパワー 牡7 1:10.6 石崎隆之 川島正行 大迫忍
第4回 2002年3月21日 1190m フレアリングマズル 牡4 1:11.7 的場文男 高橋三郎 山口明彦
第5回 2003年3月19日 1190m ハタノアドニス 牡7 1:10.6 内田博幸 高橋三郎 畑末廣郎

2000年以前は旧馬齢表記。

各回競走結果の出典

脚注