バフ (色)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Chobot (会話 | 投稿記録) による 2013年4月15日 (月) 22:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ボット: 言語間リンク11件をウィキデータ上のQ2085487に転記)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

バフ
Buff
 
16進表記 #F0DC82
RGB (240, 220, 130)
CMYK (0, 8, 46, 6)
HSV (49°, 46%, 94%)
出典 不明
バフカラーのにわとり

バフ(buff)とはシカの揉み皮。またはその淡い黄褐色のこと。日本の伝統色名では黄土色に近い。1934年に標準色名として定められた。

バフとは本来、水牛の揉み皮のことで、軍服などとして使われていたほか、金属研磨の仕上げなどにも使われた。

日本では近似色の黄土色が圧倒的に知名度が高いこともあって、日常的には使われないが、塗料業界などにおいては茶系の色名として頻繁に用いられる。

ファッション業界では、ごく淡いピンクがかった黄褐色(むしろやや褪せたオレンジに近い)をバフと呼ぶことが多い。

野鳥図鑑などにおいて野鳥の体色の表現に「バフ」がよくつかわれている。アメリカン・コッカー・スパニエルなどによくみられる淡いベージュの個体もバフ色と呼ばれる。