ニコチンアミド-N-メチルトランスフェラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2013年4月13日 (土) 02:30; EmausBot (会話 | 投稿記録) による版 (ボット: 言語間リンク 3 件をウィキデータ上の d:Q3266762 に転記)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ニコチンアミド-N-メチルトランスフェラーゼ
識別子
EC番号 2.1.1.1
CAS登録番号 9029-74-7
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

ニコチンアミド-N-メチルトランスフェラーゼ(nicotinamide N-methyltransferase)は、ニコチン酸およびニコチンアミド代謝酵素の一つで、次の化学反応触媒する酵素である。

S-アデノシル-L-メチオニン + ニコチンアミド + H+ S-アデノシル-L-ホモシステイン + 1-メチルニコチンアミド

この酵素の基質はS-アデノシル-L-メチオニンニコチンアミドとH+で、生成物はS-アデノシル-L-ホモシステイン1-メチルニコチンアミドである。

この酵素は転移酵素の一つで、特に一炭素基を転移させるメチルトランスフェラーゼである。組織名はS-adenosyl-L-methionine:nicotinamide N-methyltransferaseで、別名にnicotinamide methyltransferaseがある。

参考文献[編集]

  • CANTONI GL (1951). “Methylation of nicotinamide with soluble enzyme system from rat liver”. J. Biol. Chem. 189 (1): 203–16. PMID 14832232.