ナンシー・マリー
ナンシー・マリー Nancy Marie | |
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110歳のナンシー | |
生誕 |
1909年1月26日? セーシェル・プララン島 |
死没 |
2021年5月11日 セーシェル・マヘ島ラ・リヴィエール・アングレーズ |
国籍 | セーシェル |
ナンシー・マリー(Nancy Marie、1909年1月26日? - 2021年5月11日[1])は、セーシェルの長寿の女性。存命時の発言より1909年1月26日生まれの112歳と言われており、年齢が正しければ1996年に死去したアイリーン・アメリーの年齢を超え、セーシェルの歴代最高齢者[2]、並びに国内初のスーパーセンテナリアンとなる。
略歴
1909年1月26日、セーシェルのプララン島に生まれたと言われている[3]。母親エリザベルも103歳まで生きた長寿の家庭出身だった。若いころのほとんどはプララン島で過ごし、プランテーションで栽培されたココナッツをヤシ油に加工する作業を行っていた[4]。
17歳になってマヘ島に引っ越し、洗濯やアイロンがけといった家事を最低限の給料を条件に行っていた[4]。
男子2人、女子2人の子供をもうけたこともあったという。106歳になってもまだ近くの教会に、特にミサが行われるときによく出席していた。娘アンヌ・マリーによると、ナンシーの長寿の秘訣は「他の人と同じような習慣を100年にわたって続けたこと」にあるという。
108歳の誕生日の時点では66歳のガイ、63歳のアンヌが存命中で[5]、そのほかにも11人のひ孫もいたという[6]。
2019年1月、110歳の誕生日を迎える。110歳を迎えるのはセーシェル史上初である。
2021年5月11日、マヘ島で死去。112歳105日没とされる。当時は娘アンヌと一緒に暮らしていた。
脚注
- ^ “Nancy Marie” (英語). Gerontology Wiki. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “Seychelles' oldest citizen celebrates milestone birthday: 111”. Seychelles News Agency (2020年1月27日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ “Nancy Marie, 1909-2021: Seychelles' oldest citizen passes away at age 112”. Seychelles News Agency (2021年5月11日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ a b “106 and still going strong! Boiled cassava and no alcohol is Nancy Marie’s recipe for long life”. Seychelles News Agency (2015年1月27日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ “108 candles: Seychelles' oldest woman celebrates another happy birthday”. Seychelles News Agency (2017年1月30日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ “Seychelles’ oldest citizen turns 112” (ブルガリア語). Seychelles NATION (2021年1月27日). 2022年3月26日閲覧。