デフバレーボール

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デフバレーボール(英語表記:Deaf Volleyball)は、聴覚障害者によるバレーボール競技である。

概要[編集]

健聴者の競技と同様に、インドア(6人制)とビーチバレー競技が行われており、インドア、ビーチバレーともにデフリンピックの公式競技となっている[1]。コートや用具などは健聴者の競技ルールと大きな変更はない。

日本におけるデフバレー[編集]

日本国内では一般社団法人日本デフバレーボール協会が統括団体として運営を行っており、主な主催大会として、2001年よりジャパンデフバレーボールカップ(通称、デフカップ)と2008年よりジャパンデフビーチバレーボールカップ(通称、ビーチデフカップ)がある。

2009年の第21回デフリンピック台北大会では女子チームが3位入賞を果たしている。女子代表監督は急逝した今井起之(元東京ヴェルディ)の後任として、2011年10月より2008年北京オリンピック日本代表の狩野美雪が務めている[2]

2013年の第22回デフリンピックソフィア大会では、女子チームが銀メダルを獲得した[3]。2017年の第23回サムスン大会では狩野美雪率いる女子チームが金メダルを獲得した[4]

2018年1月、女子チームが日本パラスポーツ優秀賞を受賞[5]

脚注[編集]

  1. ^ デフリンピック公式サイト. “Disciplines”. 2012年5月16日閲覧。
  2. ^ 月刊バレーボール 2012年6月号 154-155ページ
  3. ^ JFD. “バレーボール女子の競技日程・競技結果”. 2013年8月7日閲覧。
  4. ^ 第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017(大会結果)”. 日本デフバレーボール協会. 2017年8月15日閲覧。
  5. ^ ユース男子チームとデフバレー女子チームが受賞 日本スポーツ賞・パラスポーツ賞表彰式”. 日本バレーボール協会. 2018年1月23日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]