タアン民族解放軍

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タアン民族解放軍
ミャンマー内戦に参加
タアン民族解放軍の旗
活動期間 1992年1月 (1992-01) –現在
活動目的 トーアン民族主義
連邦主義[1]
指導者 ター・アイク・ボング英語版
ター・ボーン・キャウ英語版
Tar Hod Plarng
本部 ミャンマーシャン州ナムシャン英語版
兵力 1,500[2]–3,500[3]
5,000 (自称)[1]
上位組織 パラウン州解放戦線英語版
前身 パラウン州解放機構軍
関連勢力

北部同盟[4]

その他の同盟

敵対勢力

政府

その他の敵

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タアン民族解放軍(英語:Ta'ang National Liberation Army)(略称:TNLA)はミャンマーの反政府軍の1つで、パラウン州解放戦線英語版(PSLF)の軍事部門である。 ケシ農場やヘロイン精製工場の破壊工作が有名[3]。 解放軍に捕まったケシ密輸業者は逮捕され、押収されたケシは焼却される[5]。 政府のケシ撲滅作戦に協力した事も有る。 解放軍の目的はトーアン族の自治である[6]

歴史

最初はパラウン州解放機構軍(PSLO/A)として誕生した。 機構軍は1991年に政府と停戦条約を結び、2005年に武装解除した。 機構軍の解散後、トーアン人指導者のTar Aik BongとTar Bone Kyawはパラウン州解放戦線の軍事部門として、トーアン人の自治権獲得闘争のためにタアン民族解放軍を設立した。 現在はカチン独立軍等と共にシャン州で作戦を展開している[2]

2010年総選挙2011年以降の改憲の後に、政府はシャン州北部にトーアン人のためにパラウン自治区を設置した。 この自治区は国内で最も発展が遅れた地域の1つで、学校や病院が殆ど無い[2]

2018年5月12日、政府軍との衝突によって少なくとも19人が殺害された[7]

脚注