ソウル西南部連続殺人事件

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ソウル西南部連続殺人事件(ソウルせいなんぶれんぞくさつじんじけん)は、2004年2月26日から5月13日までの約5ヶ月の間に大韓民国ソウル特別市冠岳区九老区銅雀区永登浦区などソウル西南部一帯で起こった4件の殺人事件の総称。3人が死亡し、1人が負傷した。

事件の概要

  • 2004年2月26日 - 冠岳区新林洞で、女子高生が見送りから帰って来る途中に暴漢に襲われ、刃物で10数回突かれて重傷を負った。
  • 2004年4月22日 - 九老区高尺洞で、女子大生が自宅の玄関で門に鍵を挿したまま変死体で発見された。
  • 2004年5月9日 - 銅雀区大方洞のポラメ公園で、女子大生が暴漢に襲われた。直ちに病院に搬送されたが、死亡した。
  • 2004年5月13日 - 永登浦区大林洞で、朝鮮族の店主が自分の店の裏のトイレで脇腹や胸など4か所を刺され、病院に搬送されたが死亡した。

最後の事件発生から約2か月後、ソウル20人連続殺人事件犯人逮捕された。当初は、これらの事件もこの犯人の仕業と見られていたが、殺害方法の違い(撲殺と刺殺)などから、最終的に別人の犯行であると断定された。

2006年4月22日、ついに犯人が逮捕された。現在、死刑判決を受け、処刑を待つ身である。

関連項目